新築から10年・・・
お風呂場のシャワーフックが壊れました。
バーについててスライドできるタイプです。
トステム(現:リクシル)のお風呂ですが、結構壊れてる方多いみたいですね。
業者さんにお願いしたら1万~2万ぐらいしそうな雰囲気です。
やり方さえわかればDIYできるじゃない?ってお思いの方も多いんじゃないでしょうか?
そう!
やってみたら意外と簡単で30分ほどで、できちゃいました。
コツさえわかれば、もっと簡単だと思うので、同じような症状の方に
- シャワーフックの取替の手順
- 実際にやってみた写真
で解説します。
プライヤーという工具がいりますが、自分でも全然できる作業です。
実際にリクシルの公式動画でも「シャワーフックの取替手順」を公開してるので、さらに安心。
ちなみに今回はリクシル純正ではなく、汎用品の安いシャワーフックに交換しました。
【※追記】約2年ほどでスライドがうまく効かなくなったので、改めて純正品に交換しました。止まり具合など純正の方がいい感じです。
純正との使い勝手の感想も掲載しています。
ちょっと自分で交換してみようかな~という人はぜひご参考ください
スライドバーフック購入の注意点 バー直径が24mmと30mmがある
スライドバーには直径が24mmと30mmの2種類があるので購入する時は注意して下さい。
シャワーフックもバーの直径に合わせたものが必要になります。
円型なんで測りにくいと思いますが、6mm違うんでわかるかな~と思います。
30mmはシャワーフックの形状が変わる
ちなみにうちの家のは30mmだったんですが、同じ部品は廃盤品になってるようです・・・
ちなみに後継品はシャワーフックの形状が変わります。
結構気にいっていましたが、仕方ないですね。
純正品と値段の安い汎用品
純正の後継品は「CKNB(5)-SF/CH」という型番でリクシル(INAX)から出ています。
LIXIL公式部品通販サイトで購入することができますが、Amazonとかのネットショップで買った方が1,000円ほど安いです。
お安く買えるAmazonでも、現在5,921円と、まあままします。
汎用品(似たようなあうやつ)なら1,600円ちょっと
調べると汎用品でも大丈夫みたいです。
汎用品なら、購入時点で1,699円。
3倍ぐらい値段違うので、今回はお安い汎用品を購入しました。
【※追記】約2年ほどでスライドがうまく効かなくなったので、改めて純正品に交換しました。止まり具合など純正の方がいい感じです。
必要工具
交換に必要工具は以下のものです。
- ウォーターポンププライヤー
- プラスドライバー
- コーキング(なくても大丈夫な場合もあり)
- タオル(あて布)
ウォーターポンププライヤー
プライヤーは、他にもモンキーレンチやパイプレンチなどでも代用可能です。
ポイントは広く口が開いて、幅が狭いこと。
どんなものでもいいですが、傷つき防止の樹脂付きなんでこのプライヤーなんかちょうどいいと思います。
プラスドライバー、コーキングは百均、ホームセンターでもOK
ドライバーはネジをちょっと緩めるたり閉めたりするだけなんで、家にあるものや、百均で十分です。
コーキングは防水処理を「いちおする」ぐらいなんで、無くても大丈夫ですが、心配な方は用意しておくといいでしょう。
ちょっとしか使わないんで、少量あればOK。
防水できればいいんで、使い捨てのチューブ式のでも大丈夫です。
実際にやってみた写真付き 交換手順
リクシルの公式の「スライドフックを自分で交換する方法」の動画もあります
リクシルの公式サイトが「【LIXIL】スライドフックを自分で交換する方法」として動画を出されています。
正直、これ見てもらったら、もう交換方法はだいたいわかります(笑)
実際のところ、こんなにシャッシャッとはいかない部分もあるので、後の交換手順の写真もご参考ください。
実際の交換作業
こちらが壊れたシャワーフックです。
2010年製なんで、トステム(現:リクシル、INAX)のものです。
ハンドル内部のプラスチックが割れて、完全にもげました。
まずは、スライドバーを土台から取り外します。
グレーの部分をプライヤーなどで、時計回転に回して外します。
傷つき防止に、当て布をした方がいいです。
作業する下にも毛布やバスタオルをひいて、工具や部品を落としてお風呂を傷つけないように注意するのもポイントです。
最初は手持ちのモンキーレンチでやろうとしましたが、幅が広くて入りませんでした。
測ってみると約47mm以上、口が開く必要があります。
パイプレンチで回そうともしましたが失敗・・・
グレーの部分の厚みが約17mmです。
パイプレンチの幅が20mmほどあってメッキ部分に干渉して回せませんでした。
トータルで約47mm口が開く必要があって、厚みも17mm以下の工具になるので、やっぱりウォーターポンププライヤーがベストです。
ある程度、工具で緩めれたら、後は手で回せます。
うちの家は中に防水のコーキングがしてあって、ネジの目にからまって、少し固めでした。
上と下、両方の固定部分を緩めるとスライドバーが外れました。
シャワーフックを入れ替えるために、上か下、どちらかの固定部分をバーから外します。
固定部の奥にプラスのネジがあるので、ここを緩めて外します。
プラスネジ一本だけなので簡単に外れます。
壊れたシャワーフックを忘れないように外します(笑)
交換用の径30mmスライドバー対応のシャワーフック。
リクシル純正品ではなく、Amazonで購入した安い汎用品です。
中身は完成した状態で入っています
このシャワーフックをバーに通しますが・・・
そのままだと、商品間違えたのかな?って感じで通りません。
グレーのボタンが内部の滑り止め解除になってるので、ボタンを押しながら、バーに挿入する必要があります。
後は逆の手順で戻すだけです。
土台の部分がグラグラしてたら、増し締めをして、念の為にコーキングをした方がいいと思います。
これでスライドシャワーフック(汎用品)の取替完了です。
純正も基本は全く同じ手順だと思います。
シャワーも問題なく引っ掛けれます。
既存の純正品と変わった点
シャワーの引っ掛けが「前」から「横」に変わった
フックの場所が前だったのが、横に変わりました。
慣れもあると思いますが、個人的には引っ掛けにくいかな~と思います。
特にシャンプーして目をつぶってる時なんかは、前はサッとかけれたのが、横から差し込むのがなんかやりにくい気がします(笑)
ホースの径に注意
引っ掛けにくさに関連しますが、シャワーのホースを通す部分が若干狭い気がします。
ちゃんと通りますが、結構ギリギリな感じでホースがサっとは通らない感じです。
太めのシャワーホースを使用されてる場合は干渉する可能性もあるので注意が必要です。
スライドが硬くて子供では難しい
ボタンを押してスライドする高さを好きに変えれますが、ボタンが硬い・・・
結構押し込まないといけないので、幼稚園、小学生ぐらいの子供だと固くて押し込めないと思います。
うちも前は、ハンドルを緩めて子供が自分で高さを変えてましたが、今は「硬い~パパおろして~」って感じです(笑)
比較はしてないんでわかりませんが、この辺は、もしかしたら純正の後継品の方が使い勝手よく設計されてるかもしれません。
【裏技】スライドバーを使わないなら、マグネット式のシャワーフックという選択肢も
ここまで、スライドバーのシャワーフックの交換の話でしたが、マグネット式にするという裏技もあります。
ユニットバスの壁は鋼板でできてるので、マグネットがくっ付きます!
(念のため、磁石などで確認して下さいね。)
あの、おしゃれ&便利生活雑貨でおなじみの山崎実業(tower)からマグネットタイプのシャワーフックが発売されています。
スライドーバーを無視した形にはなりますが、工具など全く使わず、好きな場所にシャワーフックを取付け可能です。
DIYでの作業が苦手な方は、この方法なら超簡単です。
スライドバーシャワーフックは自分でもDIYで取替可能
こんな感じで、自分でも取替可能です。
部品と、もし工具を買っても2,000~3,000円ほどです。
とはいえ、「難しそうだと感じる方」や、「忙しい方」はリクシルか、工事業者さんに依頼するのがいいかもしれないですね。
どうでしょう?業者さんに頼むと1万5千円ぐらいでしょうか?
高そうに感じますが、専門の方が純正の部品で、出張修理してくれますので、安心ですし、時間の節約になります。
作業的には自分でもできる範囲で、DIYなら安い汎用品で対応も可能です。
色々手間取る部分もあるかと思いますが、今回の記事が交換の参考になりましたら幸いです。
ではでは~
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