新築から約13年使ってた浴室乾燥機がついに故障でご臨終。
1年ぐらい前からヒュンヒュンと回転音が大きくなってたので、「そろそろヤバいかな~」と思ってたら、ついに動かなくなりました。
故障後も、しばらく放置していましたが、さすがにお風呂がジメジメして、窓を開け続けるのも寒くなってきたので、重い腰を上げて、DIYで交換しました。
工事店に頼むと3万~4万ぐらいの工事費だと思いますので、かなり安くおさえられます。
後継品は2タイプ
MAXの100V浴室乾燥機「UFD-16A」の後継品は2種類。
標準タイプの「BS-161H-2」
もう一つはプラズマクラスターを搭載した「BS-161H-CX-2」
今回は、カビの抑制に期待して、少し奮発してプラズマクラスター付きの「BS-161H-CX-2」を取付け。
比較できないので、何とも言えませんが、以前よりピンクカビが全然でなくなった気がするので満足しています
故障した浴室乾燥機の取り外し
こちらが故障しちゃった浴室乾燥機。
浴室の換気が全然できてないんで、天井も湿って水滴でビチョビチョです。
子供が受験の時期ってのもあって、なんか変な喘息とかなったらイヤだな~ってのも交換しようと思ったキッカケです。
最初に後継品の説明を記載しましたが、品番は本体の前面の端に書かれています。
親切なことに、リモコン側にも、型番が記載されています。
もし、MAX製品なら型番を下記のサイトで入力すると後継品の検索ができます。
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推奨後継機種一覧 | マックス株式会社
www.max-ltd.co.jp
まずは、取り外した際に工具などを落として浴室を傷つけてしまわないように、床には毛布、大きなタオルなど傷防止の養生をひいておくのがオススメです。
後悔先に立たずです。
まずはブレーカーをOFFにして、電気がこないようにします。
電圧確認や、リモコンのランプ、動作確認などをして、浴室乾燥機に電気がきてないことを確認します。
まずはユニットバスの天井点検口かた覗いて、浴室乾燥機に接続されてる電線などを取り外します。
100Vの電源用の電線を取り外します。
上の丸い穴からマイナスドライバーで押さえると電線を抜くことができます。
リモコンにつながっているコネクタも外します。
再利用はできないので、外しにくい場合は、切ってもOKです。
(※新しい浴乾を取付ける際に、古いリモコンコードを利用して配線するので、風呂の隙間に落とさないようにだけ注意して下さい。)
ダクトを取り外します。
アルミテープで止まってるだけですので、テープをめくれば簡単に外れます。
うまくめくれない場合は、カッターなどでキッカケを作ればめくれるかと思います。
ダクトは再利用するので、傷つけないように注意して下さい。
長さにゆとりがあれば傷ついた部分はカットしても大丈夫です。
ネジ4本で止まっている前面カバーを取り外します。
ゴムキャップがついてるので、細いマイナスなどでキャップを取り外し。
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この前面カバーをとっても、本体は固定されてるので安心して取り外してOKです。
あとは、ユニットバスの天井に固定されたネジ6個を取れば、本体を外せます。
手回しでもいけると思いますが、ガッチリ固定されてるのでさすがに電動のインパクトドライバーがあった方が作業的にはやはり楽かと思います。
ネジ6カ所で外せますが、天井裏に落下防止のために、金具がついています。
本体を取り外す時に、落下防止金具を指でおさえながら本体を外すのは、結構やりにくので、個人的には先に外してしまうのがいいと思います。
ただ、この状態で本体のネジを外すと、重みがかかってきますので、要注意です。
片手でしっかりと浴室乾燥機本体を支えながら、ネジを外してください。
無事に取り外した状態です。
フチのアルミテープは最初から貼ってあったものです。
もし、テープ処理がなく、サビなどが気になる場合はアルミテープなど貼っておくといいかもです。
MAX「BS-161H-CX-2」をDIYで取付け
MAX「BS-161H-CX-2」をDIYで取付けていきます。
(BS-161H-2も形状は全く同じですので、取付け方法も同じです。)
あとは基本的には同じような手順で、新しい浴乾を取付けます。
本体をガバっと取付け。
新しい浴乾も落下防止板があるので、ネジを止める前に手を離しても落ちてくることがはないです。(見てる分には怖いですが・・・)
ネジ穴もまったく同じ位置なので、そのまま固定。
ネジ穴のズレもあるかもしれないので、1本ずつガッチリ固定するよりも、8分目まで締めて、まずはネジ6本をしっかり穴に通してから、本締めしていくのが良いと思います。
先ほど外したダクトを接続します。
ダクトを奥まで突き当てた状態で、グルっと一周しっかり巻きます。
ダクトに巻くアルミテープはネット以外にもホームセンターでも購入可能です。
電線の接続を行います。
設置方向によっては、電線の接続する端子台が反対側になってる場合もありますが、ネジを外すことで、グルんと一回転して、作業しやすい場所にもってこれます。
(ちょうど本体にも端子台の移動方法も記載されています)
↓
ここに電線とアース線を接続します。
※作業的には、特殊な作業はありませんが、電線の接続は第2種電気工事士等の資格が必要になりますので、ご注意ください。
リモコンも新しいものに交換します。
細いマイナスドライバー等で正面のパネルを取り外し。
コネクタを外して、土台のネジ4本を外せば、リモコンを取り外しできます。
ここから新しいリモコン用の配線をします。
まずは、新しいリモコンコードのコネクタの先が傷まないように養生テープなどで守ります。
先ほど、天井裏で外した、古いリモコンコードと新しい線をテープで巻き付けます。
(もし、ユニットバスの壁の間が狭い場合は、引っかかったりしなよう、なるべく飛び出る部分がないよう、しっかり巻く方がいいです。失敗した場合に線を通すのは少し手間になります。)
リモコン側から古い線を手繰り寄せると、先ほどテープで巻いた新しい線もついてくるので、簡単に配線できます。
(手繰り寄せるのは、リモコン側でも、天井からでもどちらでも大丈夫です)
コネクタをリモコン本体に接続。
壁に取付けをします。
一番理想は、配線用ボックスが壁の中に仕込んであればネジをそのまま固定できます。
わが家の場合は、石膏ボードでがっつりくり抜いてあったので、固定するところがないので、下記の画像のような「石膏ボード用はさみ金具」が必要でした。
石膏ボード用はさみ金具パナソニックの「WN3993」を使用しています。
ネジを締めていくと金具が内側に閉まってきて、石膏ボードを挟んで固定できるようになります。
柱との寸法か、水準器などで、水平を確認しながら本締めして固定します。
正面パネルをつけてリモコンの取付け完了。
試運転を行いのでブレーカーをON!
ファンの回転が見えにくいので本体のカバーつける前に、動作確認。
びっくりするぐらい静かになって、今までいかに轟音で鳴り響ていたのか気づきました!
正面カバーを取付けて、取替工事完了!
取付けた後は、天井に固定したネジから金属クズが落ちてるかもしれないので、しっかり清掃して、水でしっかり洗い流しましょう。
(金属クズが壁や床についたまま、時間が経つとサビになって、落とすのが大変、もしくは最悪、茶色く跡が残ります。)
写真撮りながらで、だいたい1時間ほどで完了!
換気するのに、めちゃくちゃ静かになったのが一番の驚きです!
個人的には、プラズマクラスターがついたおかげか、吸い込みが良くなったからかピンクカビが全然発生しなくなったのに感激しました。
やっぱり換気扇って大事なんですね!
自分でDIYで交換できれば費用もかなり抑えられますので、DIY交換にぜひご参考下さい。