ある日突然、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-VX900AL」が停止し、ディスプレイに「H59」と表示されました。

乾燥が途中で止まり、衣類が生乾きのまま…。
タオル、パジャマ、靴下や下着などは全部、乾燥していたので、乾燥機が動かないと家事にめちゃくちゃ支障が出ます!
何より、購入から6年ほどで故障したのが何よりショック!
色々調べた結果、DIYでの修理も無理みたい・・・
結論からお伝えすると、実際にメーカー修理を依頼してエラー「H59」を直してもらいました。
およその流れを、体験談としてまとめました。同じ症状でお困りの方の参考になれば幸いです。
H59エラーとは?原因と症状の特徴
「H59」は、パナソニックの洗濯乾燥機のエラーコードのひとつです。
メーカー公式サイトによると、H59は「乾燥用ファンモーターの不具合」で、「乾燥風路の送風ファン回転異常」や「モーターの回転不良」が原因とされています。

簡単に言えば、「乾燥に必要な風を送るファンが正常に動いていない状態」です。
確かに乾燥中の音が今までと違う感じで、「ブーン」という異音がして風が弱くなり、その直後にエラーが表示されました。
途中までは動くんですが、止まるんですね。
フィルターを掃除しても改善されませんでした。
電源の入れ直しで改善できる場合もあり・・・
パナソニックのサポートサイトを見ると、「電源を入れ直すことで改善できる場合があります。」と書いています。

かすかな望みを託して、コンセントを抜いて、電源を入れ直し。
乾燥運転スタート・・・残念ながら同じエラーで途中でストップ。
さすがに諦めて、メーカー修理を依頼することにしました。
修理を依頼するまでの流れ
まず、パナソニックの公式修理受付サイトから依頼を行いました。
↓
ここで、エラーの番号を選択。

エラーの不具合内容に関する情報が出てきます。
そのまま、さらに「修理ご相談窓口」「修理料金の目安」を選べます。
料金が気になるので、「修理料金の目安」を選択。

型番を入力する画面になるので、洗濯機の型番の入力。

型番は保証書や、洗濯機の側面に記載されています。
そのまま入力した洗濯機に関する不具合事例の一覧が出てきます。
ここで、もう一度、エラー「H59」を選択すると、「修理料金の目安を見る」をタップ。

すると、入力した型番のエラーに合わせた修理費用の目安が出てきます。
エラーH59の修理費用は28,000円~48,000円。

このまま修理を申込みたい場合は、同じページの下部に、「修理を申し込む」というボタンから申込手続きができます。
申込みの際に、
- 製造番号
- 故障状況の写真・動画
- 設置状況の写真
を添付できるところがあるので、事前に用意しておくとスムーズです。
住所、名前など入力の後に、訪問希望日も入力できます。
対応可能な場合は、訪問希望日に担当者の方がきてくれます。
H59の修理は1時間ほどで完了
数日後、担当のサービスエンジニアが訪問。
一応、少しでも作業しやすいように余計なものは移動しておきました。
修理前に症状を確認してもらうと、「送風ファンモーターが回っていない」との診断でした。
テキパキと分解作業をされて、「ファンケースユニット」という部品を交換。
試運転をされて無事に修理完了。
訪問から修理完了まではおよそ1時間ほどでした。
乾燥時の音が明らかにスムーズになって、今までいかに不安定な状態で回っていたのか実感しました。
思っていたよりも短時間で完了し、対応も丁寧で安心できました。
修理内容と費用の詳細
今回の修理では、乾燥用の「ファンケースユニット」の交換が行われました。

部品代と技術料、出張費を合わせて25,520円(税込)。

目安料金が28,000円~48,000円だったので、目安料金より少なくすんで助かりました!
保証期間はすでに過ぎていたため有償でしたが、再購入を考えるよりははるかに安く済みました。
まだまだ頑張ってくれよ~。
修理後はエラーも消え、乾燥機能も正常に復活。
なんとなく乾燥時の音も静かになり、これで安心して使えるようになりました。
修理後に感じたこと・気づいた予防ポイント
故障の原因ですが、具体的にはわからないようですが、わが家の場合は、単純に使用頻度が高すぎて故障したようです。
経年劣化的な感じでしょうか?
6人家族で、深夜と、昼間と1日2回は乾燥回して、洗濯だけの場合も合間に回して、そりゃ壊れるか?
多いか少ないかわかりませんが、修理時で、
「洗濯運転:4485回」
「乾燥運転:2234回」
でした。みなさんの洗濯機事情はどんな感じですか?
ネットで同じエラーH59の事例を見ていると、内部に入ったホコリや糸くずが原因ということもあるようです。
定期的に乾燥フィルターや排気ダクトを掃除していても、内部のファン部分まではユーザーが触れません。
そのため、年数が経つと少しずつ汚れが溜まり、モーターに負担がかかってしまうそうです。
経年劣化は防ぎようがないので、フィルター掃除や、乾燥経路のホコリ取りや、洗濯槽クリーナーなども活用して、できる範囲のメンテナンスはしていきたいと思います。
まとめ:H59エラーが出たら慌てずに修理相談を
今回の「H59」エラーは、内部のモーターが原因でしたが、メーカー修理を依頼したことで無事解決しました。
同じ症状が出た場合は、まず電源リセットとフィルター清掃を試し、それでも直らなければ修理相談をおすすめします。
部品の調達もネットでサクっと買える感じでもないのでDIY修理はオススメできません。
ドラム式洗濯機は高価なんで、まだまだ頑張ってもらいたいところです。
もし「H59」の表示で困っている方がいれば、この体験記が少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もし修理費が高額になるなら買換えも検討
もし、修理費が高額になるなら、思い切って新しい洗濯機への買替も検討するのも一つです。
洗濯機はどこで購入しますか?
家電量販店などが一般的かと思いますが、ネットで購入して自分で設置するのも安くおさえるポイントです。
洗濯機を運ぶ人手と、古い洗濯機が処分できれば、設置自体は簡単です。
実際に、僕もネットで購入して自分で設置しました。
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洗濯機をネット通販で購入|配送~設置~リサイクル処分まで不安な部分を解説 - わくわくもんだ
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