子供ってなかなか歯を磨いてくれませんよね?
うちの末っ子3歳もめちゃめちゃ嫌がります。
いつも妻と2人で色々と声かけしますが、最終的にムリヤリ押さえつけて歯磨きをすることもある始末です・・・
そんな「歯磨き嫌い」を一発で解決してくれたのが、「はみがきしないとどうなるの?」です。
表紙の怪獣はウルトラマンに出てくるゴモラを可愛くしたものです。
(末っ子は恐竜が好きなので、恐竜ということにしています(笑))
この絵本を読んで
ポイント
- 歯磨きをする理由
- 虫歯の怖さ
これが子供にちゃんと伝わって、歯磨きをしてくれるようになりました!
絵本も30ページちょっとで、字も少なく、ちゃちゃっと読めるのもポイントです。
「この本すげ~・・・もっと早く買えば良かったな」と妻と大絶賛しています。
値段も700円+税とお手頃です。
色々試してみたけど、子供の歯磨きに困ってるパパママはぜひご参考ください。
簡単なあらすじ
簡単なあらすじは、
- ゴモラはお母さんに歯磨きしなさいといつも怒られてる
- 友達のザラガスも歯磨きがきらい
- 二人とも、なぜ歯磨きをしないといけないか疑問に思っていた
- そこで、物知りじいさんに聞いてみる
- それは「むしばになるから」と教えてもらう
- 虫歯になったドラコが泣きながら口を見せる
- ボロボロになった歯とむしば菌
- 歯磨きの必要性がわかり、歯を磨くようになるゴモラとザラガス・・・
といった感じです。
シンプルなストーリーで「歯磨きをする理由」がちゃんと伝わる
本当にそのままシンプルなストーリーなんですね(笑)
でも、一番大切な「歯磨きをする理由」ってのが、子供に伝わってなかったんだなと実感しました。
「歯磨きしいひんかったら、虫歯になるからな~」とは言ってたものの、イメージできてなかったんでしょうね。
百聞は一見に如かずとは正にこのことです。
ポイント
- 歯磨きしないと虫歯になる
- 虫歯になるってことはどういうこと?
- 歯がボロボロになって泣くほど痛い
この3点が、可愛い絵と、ボロボロになった歯の絵を表現することで子供にスッと入ってきたのかと思います。
特に「虫歯になるってどういうこと?」というのがイメージしてくれたんだと思います。
絵本を通じて、イメージさせてあげることが大切
子供に「ゲームのやり過ぎたら目悪くなるで~」って言っても聞かないのも、イメージできないから響いてないのかもしれませんね。
これは大人も同じかもしれません。
○○をすると将来こういうデメリットがある、ってのが自分事にならないと、やめられない悪い習慣ってありますからね。
子供は絵本を通して、自分事として体験して歯磨きの大切さ、虫歯の怖さを知ったのかと思います。
他にも気になった歯磨き絵本
歯磨きをやってくれるように絵本を探してた時に、他にも気になった本もご紹介
「はははのはなし」かこさとし著
「だるまちゃんとてんぐちゃん」、「カラスのパン屋さん」などのかこさとしさんの絵本です。
かこさとしさんの絵本って、かわいい絵と、たまにズバっと刺さる文章で、わがやも大好きです。
ただ、ちょっと3歳の子どもに歯磨きのたびに読むのは長そうかな~と思い、今回は購入しませんでした。
「はみがきれっしゃ」くぼ まちこ著
これは子供はみんな好きそうですね。
特に電車好きな子なら、興味を持って読んでくれそうです。
歯磨き嫌いの子どもをお持ちなら、すぐに買うべき1冊
今回の「はみがきしないとどうなるの」には、本当に驚かされました。
というのも、4人兄弟で上の2人は、けっこう何も苦労することなく歯磨き習慣ができてたので、逆に下の2人の歯磨き嫌いにはほとほと苦労してました。
「今までの苦労は何だったのか・・・もっと早く買えばよかった(笑)」
と嬉しい後悔ができた本です。
値段も700円+税ととてもリーズナブル。
もし、この本で効果なくても、お安いランチ一回分ぐらいの費用ですので許容範囲でしょう。
子供に歯磨きをさせるのに奮闘する時間と、虫歯を予防できるなら、めちゃめちゃコスパがいいです。
特に3歳前後の小さいお子さんが一番響くと思うので、歯磨き嫌いのお子さんをお持ちのパパママにはオススメの一冊です
とは言っても、この絵本でも歯磨きが進まない子供もたくさんいると思います。
そんな場合は、子供の接し方のアプローチを変えてみるのも、いいかもしれませんね。
すぐできる実践的な子供にうまく伝る方法など掲載されてるのでオススメです。