「パパちょっと見てくれへん?」
「めっちゃ固ない?」
と、嫁さんに言われたのはリビングのドアの引き戸。
確かに固い。
ゴゴゴゴって鉄のドアを開けてる感じ。
うちのドアは子供がバンバン閉めたり、ベビーゲートがガンガンぶつかったりしてました。
前から閉まりが悪くはなってきてたんですね。
結果的に、ドアの調整では直らず、「戸車」と言われるドアの車輪を交換することになりました。
業者さんに頼んだらおそらく1~2万円ぐらいはかかる作業だと思いますが、DIYで部品代の3,000円ちょっとで修理できました。
戸車交換のポイント
- DIYなら3,000円ちょっとで交換可能
- 5分かからない簡単な作業
- 道具はドライバーとダンボールの切れっ端だけ
- 交換したら、超かるくなる
自分で交換できれば、嫁や子供たちからも「パパすげ~なんでもできるな~」って大絶賛(笑)。
やってみれば簡単な作業なんで、ぜひご参考ください。
戸車とは?
戸車は、ドアがスムーズに動くようについてる車輪のことです。
うちの引き戸の場合は、この部分ですね。
ちなみにメーカーはパナソニックです。
一回外して、掃除してみる
とりあえず引き戸を外してみました。
結構重いので気をつけてください。
戸車は一番上のネジで止めてあるので、プラスドライバーでゆるめて引っ張ると取れます。
髪の毛とか異物のつまりがあれば掃除してみる
髪の毛がつまりまくっています。
車輪もボロボロ(笑)
車輪が全然動かないので、引き戸が固い原因は戸車で間違いなさそうです。
マイナスドライバーや、カッターナイフで車輪の間のゴミをとってみましたが・・・
全然、車輪が固いまま動かない・・・
(もしゴミがつまってるのが原因ならこれで直るかもしれないですね。)
動かないなら交換する必要あり
掃除とかしてみても、
- スムーズに車輪が回らない
- ゴミが取り切れない
そんな場合は諦めて戸車の交換が必要です。
わが家も、車輪も明らかにボロボロなので交換することにしました。
ここから戸車の、
- 型番の調べ方
- 交換品の選び方
- 交換手順
を紹介します。
「型番の調べ方、選び方」がちょっと長くなるので、交換手順を先に確認したい方は下のボタンをクリックしてください。
交換手順まで飛ぶ戸車の型番の調べ方
戸車は形やレールの形状から判別できるようになっています。
うちの家は、一番右の半円形でした。
後は、色が4種類あるので引き戸の色に合わせて選びます。
引き戸の色の調べ方について
引き戸の色は、ドア横にラベルが貼ってあるので、そこから確認できます。
この場合、最後のUZが色の識別になっていて、この場合、UZ=エクセルダークになります。
引き戸のシールがない場合
引き戸のシールがなくなっちゃてる場合は、ドアを外してしまえば、下にも書いてあります。
ドアを外す場合は、重たいので2人作業の方が安全です。
交換用の戸車の選び方
ドアの色が分かれば、4種類の戸車から合う物を選ぶだけです。
対応したカラーはAmazonで販売されてる商品画像から確認できますので、一個ずつ見ていきましょう。
MJB907K 内装引戸用Y戸車 ダークブラウンの場合
引き戸の色が
- UZ:エクセルダーク
- CZ:エクセルブラウン
- MZ:エクセルミディアム
なら、戸車はダークブラウン「MJB907K」です。
我が家のドアは、この戸車の型番でした。
MJB907N 内装引戸用Y戸車 ライトブラウンの場合
引き戸の色が、
- SZ:エクセルナチュラル
- NZ:エクセルライト
なら戸車はライトブラウン「MJB907N」です。
MJB907W 内装引戸用Y戸車 ホワイトの場合
引き戸の色が、
- GZ:エクセルホワイト
- WZ:エクセルピュアホワイト
なら戸車はホワイト「MJB907W」です。
(その他)MJB907NK 内装引戸用Y戸車 ダークブラウン(ベリティス柄)の場合
引き戸の色が、ベリティス柄なら戸車はダークブラウン(ベリティス)「MJB907NK」です。
ベリティス柄の色見本みたいのが見当たらなかったので、ドアの色型番に一致しない場合は、パナソニックに問い合わせて確認にしてください。
ダークブラウンの「N」と「NK」に注意
家の戸車と、商品画像を比べると、
「ベリティス柄のダークブラウンNKに近いような~気がするな・・・えっ?どっちやろ?」と感じました。
Amazonのサイトでもよーく見ないと、どちらもダークブラウンと書いてますので、「N」と「NK」で型番を間違えないようにしましょう。
実物より商品画像の方が暗い感じでかなり迷いましたが、えいや~で頼んだ結果・・・
我が家のドアには「MJ 1 Z7 RUZ」と書いていたので「MJB907K」で正解。
色の型番を参考に注文すれば間違いなかったです。
戸車の交換作業
交換方法は取扱い説明書に書いてありますので、見ながら行えば素人でも全然できます。
ドアから戸車を外す方法
まずは、戸車を外します。
ドアを外さなくても、戸車を取り出すことはできます。
ドアにダンボールを挟んで、少しだけ浮かします。
(全体的に汚くて恥ずかしい・・・)
一番上のネジを外します。
ネジを取っただけでは戸車を引っ張りだすことはできません。
引っ張るために、ネジ穴に紙(治具)差し込みます。
(もう戸車が外れちゃってますが、ドアについた状態でイメージしてください)
(※差し込むための紙(治具)は新しい戸車に付属しています)
紙を差し込んだ状態でネジを何周か回します。
そうすると、ネジが紙にからまって、奥まで行かず、ネジを取っ手にして引っ張りだすことができるようになります。
これで古い戸車を外すことができました。
古い戸車と新しい戸車を比較。
そら~固くなるわって感じのボロボロ具合です。
後は逆の手順で新しい戸車を取付ければ作業完了です。
基本的に調整はほとんどいらないと思いますが、左右、上下に微調整することができます。
ドアへの十分な引っ掛かりがあるか、擦れなどがないか確認だけしてきましょう。
まとめ
やってみると結構簡単な作業です。
一番の注意点は間違った商品を頼まないこと。
同じ部品をちゃんと用意できれば、交換作業は「ドライバー」と「ダンボール」だけあれば可能です。
2人いれば安全ですが、1人でも交換できます。
実際に専門業者さんに頼むとどれぐらいかかるんでしょう?
最低でも手間賃(5,000円~15,000円)+部品代(2個入り3,100円)で、約1~2万ぐらいはかかるかな~と思います。
自分でやれば、2個入りでAmazonで3,154円でしたので、格安ですね。
電気や水道系の作業は技術のあるプロにお願いした方がいい派ですが、今回の戸車交換はDIYでもできると思います。
も~し、ドアが固いな~戸車はおかしいのかな~という方は是非ご参考ください。